「全部わかっている人」なんて、どこにもいない

考え方・マインド

仕事をしていると、自分だけが何もわかっていない気がして、落ち込むことがあります。

まわりの人は当たり前のように仕事をこなしているのに、自分だけが手探り。質問するのも気がひけて、「こんなことも知らないのか」と思われそうで黙ってしまう。そんな経験、ありませんか。私はしょっちゅうあります。

でも最近、ある当たり前のことに気づいて、少し気持ちが軽くなりました。それは——「全部わかっている人なんて、どこにもいない」ということです。

できて見える人も、最初は何も知らなかった

少し考えてみれば、当たり前の話です。

今、スラスラと仕事をこなしている先輩も、入ったばかりの頃は何もわからなかったはず。今できているのは、わからない時期を通り抜けてきたからです。最初から全部できた人なんて、一人もいません。

つまり、今の自分の「わからない」は、その人たちも通ってきた道のりの途中、というだけなんですよね。劣っているわけでも、向いていないわけでもない。ただ、まだその段階にいるだけ。そう思うと、不思議と肩の力が抜けます。

「知らない自分」を責めなくていい

真面目な人ほど、「わからない=自分が悪い」と抱え込んでしまいます。私もそうでした。

でも、わからないことは悪いことではありません。むしろ、わからないと気づけているのは、ちゃんと向き合っている証拠です。本当に危ないのは、わからないことにすら気づかずに進んでしまうこと。立ち止まって「わからない」と感じられているあなたは、それだけで十分まじめに取り組んでいます。

「比べる相手」を、昨日の自分にする

スピリチュアルや引き寄せの考え方でよく言われるのが、「意識を向けたものが大きくなる」ということです。

「あの人はできるのに、自分はできない」と、できる人とばかり比べていると、その劣等感にばかりエネルギーが向いてしまいます。そうではなく、比べる相手を「昨日の自分」にしてみる。

昨日より一つ知った。先週より少しできるようになった。その小さな前進に目を向けると、心のエネルギーが「足りない」から「増えている」へと切り替わります。同じ毎日でも、見る方向を変えるだけで、気持ちはずいぶん変わります。

今日からできる、小さなこと

考え方を変えるだけでなく、私が実際にやっていることも書いておきます。

一つは、「わからないことは、わからないと言ってみる」。勇気がいりますが、意外と周りは責めません。むしろ素直に聞ける人の方が、信頼されていくものです。

もう一つは、「今日わかったこと」を一つだけメモする。どんなに小さくてもいいので、知れたことを書き留める。できないことを数えるのをやめて、できるようになったことを数える。それだけで、自分へのまなざしがやさしくなります。

同じように、落ち込んでいるあなたへ

「自分だけわかっていない」——そう感じてしんどい人は、きっとあなただけではありません。

でも、全部わかっている人なんて、本当にどこにもいないんです。みんな、わからないまま、それでも少しずつ進んでいます。だから、知らない自分を責めすぎないでください。

今日ひとつ、新しく知れたこと。それを数えるところから、また始めていきましょう。

今日の元気が出る言葉

「わからない」は、進もうとしている人だけが出会う言葉。知らないことは、恥じゃない。知ろうとしないことが、立ち止まりだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました